「元気の源」

河津建設株式会社
河津 元

「私の元気の源はサーフィンです」

 私は静岡県の伊豆半島南部に位置する下田市で暮らし、働いています。私は下田の海が大好きです。そんな海でのサーフィンは、心身ともにリフレッシュし、悩みが吹き飛び、気持ちが前向きになり、大きな活力を与えてくれます。私の元気の源は、趣味であるサーフィンです。
 私がサーフィンをしたきっかけは、家の近くに海があったからです。小さい頃から、夏は両親に海へ連れていってもらい遊んでいました。そんな私は、自然とマリンスポーツに興味を持ち、中学生の時に母親に地元のサーフショップを紹介してもらい、ボディーボードを始めました。海に通っているうちに、颯爽と波に乗り、駆け抜けていくサーフィンのカッコよさに憧れ、高校生の時にサーフィンに転向しました。それ以来、約20年間サーフィンを続けています。

サーフィン サーフィン
河津元の元気の源はサーフィン

「サーフィンの魅力」

 私が考えるサーフィンの魅力は、次の五つです。
 一つ目は、心身ともに健康になることです。眩しい太陽の下、美しい海に飛び込み、自然を五感で感じることで、心が安らぎ、気分転換・ストレス解消になります。また、サーフィンはとてもハードなスポーツであり、全身運動です。特に上半身は、パドリング(手で水を漕ぐ動き)により、大きな負荷がかかります。楽しみながら全身トレーニングができ、健康な身体づくりに繋がります。さらに、私はサーフィンを始めてから、病気をしにくくなりました。特に花粉症や風邪など、鼻や喉に関する病気への免疫力が向上したと感じます。要因は、波にもみくちゃにされる際に、鼻に海水が入ることで、体内の花粉やウイルスを洗浄しているからと考えられます。
 二つ目は、達成感と爽快感です。サーフィンはとても難しいスポーツだと思います。理由は、反復練習が出来ないからだと思います。サーフィンは自然を相手にするスポーツであり、同じ波は二度と来ません。毎回異なる自然の波に自分を合わせる必要があるため、同じ状況での繰り返し練習が出来ません。だからこそ、出来た時の達成感は大きなものがあります。そして、何度も挑戦と失敗を繰り返し、良い波に乗れた時の爽快感は、やみつきになります。波乗り後のビールは格別です。
 三つ目は、自然の素晴らしさと恐ろしさを体感できることです。海の中から見る水平線、朝焼けや夕焼けなどの美しい自然の景色は、本当に素晴らしく感動します。一方で、大波にのまれて死にそうになったことや、海流に流され岸に戻れなくなりそうになったことなど自然の恐ろしさも体験し、怖い思いをしたこともあります。このように自然の素晴らしさと怖さの両面を体感でき、学べることもサーフィンの魅力だと思います。
 四つ目は、サーフトリップです。サーフトリップとは、サーフィンをするために旅行に行くことです。旅行先の海や波を満喫するとともに、文化・グルメ・人と触れ合うことはとても楽しく自分の視野を広げてくれます。私が今までサーフトリップで訪れた場所は、国内は、宮城、福島、茨城、伊豆諸島、千葉、神奈川、愛知、徳島、高知、宮崎です。海外は、インドネシア(バリ島、ロンボク島、スンバワ島)、フィリピン、台湾、パラオ、ハワイ、カリフォルニア、オーストラリア、タヒチ、モルディブです。サーフィンを通じて、国内海外の各地を訪れ、様々な経験をしたことは、私の人生を豊かにしてくれたとともに大きな財産となっております。サーフィンに感謝です。
 五つ目は、仲間です。大学時代の友人とは、サーフィンという共通の趣味のおかげで、今でも1年に1回は集まる、深く長い関係性が続いています。また、初めて会う方でも、サーファーとわかると、親近感がわき、サーフィンの話題で盛り上がります。サーフィンをきっかけに、多くの仲間と出会い、関係性を深められることも、サーフィンの魅力のひとつだと思います。

インドネシアにて モルディブにて
インドネシアにて モルディブにて

「伊豆の海の魅力」

 私が大好きな伊豆の海の魅力は、次の三つです。 一つ目は、綺麗な海と美しい景観です。下田エリアの海は、海外に引けを取らないほど綺麗で、水質は最高ランクのAAです。そして、白い砂浜、青い海と空、山々の緑のコントラストは、美しく心が癒されます。世界各地のビーチを訪れてきましたが、本当にワールドクラスの綺麗な海と美しい景観だと思います。
 二つ目は、多様性です。伊豆半島は、海岸線が入り組んでおり、大小様々なビーチが点在しています。良い波が立つには、風向きとうねりの向きが重要ですが、伊豆のビーチは、位置や向きがそれぞれ異なるため、どこかのビーチは良い波が立つという確率が高いです。また、波が穏やかなビーチも数多くあり、海水浴、釣り、シュノーケリング、SUPなども楽しめます。このようにサーフィン以外にも多様なマリンスポーツやアクティビティを楽しめることも伊豆の海の魅力です。
 三つ目は、温暖な気候と海水温です。年間を通じて温暖な気候と海水温であり、冬でもマリンスポーツやアクティビティが出来る環境です。さすがに、真冬だと寒いですが、冷えた体のまま、温泉へ飛び込み、体が徐々に温まっていく瞬間は最高です。首都圏近傍で、年間を通じ温暖な気候と海水温の場所は他にないと思います。
 皆様、是非とも伊豆の海を満喫しに遊びに来てください。

外浦海岸 入田浜
伊豆の海 外浦海岸 伊豆の海 入田浜

「伊豆ならではのワークライクバランス」

 私の理想は、伊豆ならではの充実したワークライクバランス(仕事と好きなこと・趣味のバランス)を楽しむことです。休日はサーフィンにより心身ともに元気になる、平日はその元気により、集中して仕事に取組み生産性を上げるという、プライベートと仕事の好循環を実現させ、社業を通じて地域に貢献するとともに豊かな人生になるよう、これからも努めてまいります。また、地域の課題として人口減少・少子高齢化、建設業の課題として人手不足・担い手確保が挙げられます。私の取組みやこの地域・建設業の魅力をプロモーションビデオとしてまとめ、You Tubeにて発信しています。

https://www.youtube.com/watch?v=V8b0AGSf-aQ
https://www.youtube.com/watch?v=2LGpSiH8Oi0
https://www.youtube.com/watch?v=LbQyJkz07Jw&t=4s

 この記事や動画を見て、伊豆での暮らしや建設業に興味を持っていただき、伊豆で暮らす人や建設業で働く人が少しでも増え、この地域や建設業の課題解決の一助となれば幸いです。
 最後になりますが、私には三歳になる娘がいます。これから一緒に伊豆の海でたくさん遊びたいと考えています。そして将来、娘もこの伊豆の海が大好きになれば、嬉しい限りです。