ちょっと紹介特別編

『あなたも鳥になりませんか!』

松栄建設(株) 代表取締役 松永 正文


小さな頃から空に憧れ、あの大空を自由に飛んでみたいと思っていた私ですが、いつの間にか大空ではなく、毎日地面ばかり見て土と戯れる生活となっていました。
そんな時「あなたも鳥になりませんか」というコピーに心を動かされ、パラグライダーという素晴らしいスカイスポーツに出会い、今では暇さえあれば空の散歩を楽しむようになりました。
フライト(大空へふわり)
フライト(大空へふわり)
昔から××と煙は高いところに昇りたがるといわれますが、私もすっかりその高いところが大好きな人間になってしまいました。上昇気流に乗り、風の音を聞きながらの高高度フライトは、文字通り身も心も舞い上がり、天にも昇る気持ちで、別世界・別次元の世界です。眼下に広がる緑の山々や、その遠くに見える青い海、そして、青い空に自分が一瞬溶け込むような錯覚に陥る自然との不思議な一体感。自然とはこんなにも素晴らしいものかと実感できるひとときです。
テイクオフ(これからスタート)
テイクオフ(これからスタート)
パラグライダーは、今から24・5年前初めて日本に紹介されたもので、当時の機体は性能が悪く、ただ高い山から飛び降りるぐらいのものでした。その後、機体の滑空性能が格段に改良され、今では低い山から飛び出し、サーマル(熱上昇風)を捕らえトンビのようにセンターリングしながら千メートル以上の上昇もできるようになりました。
滞空時間も生理的に出るものさえ我慢すれば何時間でも滞空できます。
空をみつめる松永さん
空をみつめる松永さん
皆さんはパラグライダーが空高く飛んでいるのを見て、あんな危険で難しいものは特別な人達がやるもので自分とは無縁なスポーツだと感じられるかもしれません。ところが実際には空を飛ぶことはとても簡単で、特別な運動神経や体力はほとんど関係なくだれにでもできます。中学生から還暦を過ぎた方まで老若男女どなたでも楽しめます。勿論、本来飛ぶ能力を持たない人間が地面を離れ、生意気にも鳥のように空を飛ぼうとするわけですから当然リスクはあります。車の運転と同じで誰にでも出来る反面、ルール無視や、状況判断のミスなどした場合には事故を起こします。逆に言えば、無理をしないでセーフティーフライトを心がけていれば、そんなに事故は起きない安全なスポーツだと言えます。
ライズアップ(飛び立つ前)
ライズアップ(飛び立つ前)
これからも仕事は安全第一、パラグライダーはセーフティーフライトを心掛け、より高く、より遠く、鳥のように大空に舞い遊びたいと思っています。皆さんもいかがですか?鳥になりませんか!