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年頭所感

協会会長伊藤孝
社団法人静岡県建設業協会
会長  伊藤 孝

明けましておめでとうございます。平成22年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

会員の皆様方には、日頃から建設産業の発展にご尽力をいただき、深く敬意を表します。

さて、わが国の経済は、一昨年のアメリカを発端とする世界不況から依然として脱することができず、本県におきましても有効求人倍率が全国平均を下回るなど厳しい状況が続いております。このたび第2次補正で新たに打ち出された緊急経済対策が早期に予算成立し、実施に移されることが強く望まれるところであります。

緊急経済対策にも「生活の安心確保」として災害への対応が盛り込まれておりますが、昨年8月11日に本県を襲った地震は、あらためて地域の建設産業の存在の重要性を広くアピールするとともに、わたしたちの使命と責任を再確認できた出来事でした。これからは、新しい方向と、従来の役割を真摯に追求し続けることが、地域の建設産業であるための条件といえるのではないでしょうか。

低入札価格、市町の入札・契約制度改善など課題はまだまだ山積しています。しかし、最も重要なことは、県民の幸せを念じることです。公共事業にかかわるすべての者が共有すべきことは、県民の笑顔を見たいという志です。それがさまざまな課題の解決につながるものと確信しています。県民のために「創造」し、「信頼」を獲得するのが、静岡県建設業協会であり、わたしたち会員です。本年も安全・安心な県土づくりに一層尽力してまいりたいと思います。会員の皆様方の変わらないご協力をお願いいたします。

皆様方のさらなるご発展とご健勝を祈念いたしまして、新春のあいさつといたします。

平成22年1月元旦

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