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茶町・城町・香り町・掛川

 掛川は歴史とお茶の街です。
 掛川駅からお城に向けての街並みは、城下町らしく風情ある白壁と黒瓦の屋根が続き、掛川城天守閣の周辺には歴史的建造物が数多く集中しています。また平成13年完成の市立図書館も城下町の歴史的文化的雰囲気にとけこみ、その一群は掛川のシンボルになっています。
 それでは掛川城を中心にご紹介します。

掛川城天守閣
掛川城天守閣

 NHK大河ドラマ「功名が辻」でおなじみの山内一豊により天守閣が建立されました。現在ある天守閣は平成6年に復元されたもので、日本初の本格木造天守閣です。天守台からは掛川の街並みを一望することができます。


掛川市立中央図書館

 周辺の歴史的建造物と調和し、威圧感・違和感のない建築とするため、木造平屋建て、地上1階・地下1階の低層建築とし、敷地周辺の緑化に努めました。平成13年度静岡県都市景観賞を受賞しています。
 蓮池に並ぶ美しい図書館は市民の誇りであり憩いの場です。隣接する掛川城公園の木陰で休みながら、図書館を眺めると周囲の建物と調和し心地よいものです。

掛川市立中央図書館

大日本報徳社

報徳社 その1

 大日本報徳社の本社が掛川にあります。報徳社とは二宮尊徳が唱えた報徳思想の普及・実践をめざして作られた組織です。報徳思想の中の一つを紹介します。人道とは勤労・分度・推譲、この三つが三位一体となって人の道であると説いています。勤労とは自分の本分を一生懸命にやること、分度とは自然や社会環境の中で共生・共存していくには、自分の能力や立場を自覚し分をわきまえることが大切ということ。推譲とは勤労し、分度して財ができたら、世のため人のために譲るという精神のことをいいます。その他にも戦後の日本が軽視した道徳について、数多くの教えがあります。

報徳社 その2

 また、大日本報徳社には、数多くの歴史的建造物があります。大講堂、仰徳記念館、仰徳学寮、淡山翁記念報徳図書館などです。これらは明治期を中心に建てられた建造物で、特に淡山翁記念報徳図書館は県内最古の民間図書館であり、当時としては珍しいアール・デコ様式の洋風な建物です。
 また、正門も明治の建造物ですが右に「道徳門」、左に「経済門」と刻まれています。人間は経済門だけ通ってもだめ、道徳門だけでもだめ、二つのバランスのとれた門をくぐる必要があることを明示しています。
(現在大講堂の復元工事をしています。)


掛川城御殿
掛川城御殿 その2掛川城御殿 その3

掛川城御殿 その1

 全国に数箇所しか現存しない城郭御殿で、国の重要文化財に指定されています。江戸時代の後期の建造物で、日本の美を感じさせる風情ある建物です。また、お座敷にいると涼やかな風が通り抜け、ゆっくりとくつろいでいきたくなるような気持ちになります。落ち着いた静かな時間を過ごすことができます。

開館時間

2/1〜10/31  AM9:00〜PM5:00
11/1〜1/31  AM9:00〜PM4:30

入館料

一般個人         300円  
一般小・中学生以下  150円

(上記料金で天守閣・御殿に入れます。)


二の丸茶室

 お茶の先生が交代で常駐し、お茶をたててくれます。お茶は煎茶と抹茶を選ぶことでき、おいしい和菓子もついています。本格的な茶文化を気軽に楽しむことができます。

二の丸茶室 その2二の丸茶室 その3
二の丸茶室 その1

入館案内

閉館時間

AM9:30〜PM5:00

休館日

第4月曜日
(祝日の場合は翌日)
年末年始(12/29〜1/3)

入館料

一 般     500円
中学生以下 250円


参考:掛川観光協会

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