INDEX >> ちょっと紹介

「感謝をこめて」

株式会社川島組 堀内淳子さん

 
掛川城

平成18年のNHK大河ドラマ「功名が辻」の舞台となり、例年になく多くの観光客が掛川を訪れています。休日には観光バスがたくさん止まり、お城や展示館、二の丸茶室なども大変賑わっています。

掛川は、歴史ある城下町であり、同時に美しい自然がたくさん残る街です。

掛川市は「スローライフ」を提唱し「ゆっくり」というものの価値を見なおし、生活の質の向上を目指しています。その一つとして「緑の精神回廊」と呼ばれる歩道のネットワークがあります。お城に通じる逆川の堤防沿いもこのネットワークの一部になっており、弊社もこの逆川の堤防沿いにあります。

逆川

市民の方が堤防を気軽に散歩している姿をよく見かけます。今の時期は芙蓉の花が美しく咲き、心を和ませてくれます。

私達は、この掛川を訪れる観光客や市民が、心地よい風に吹かれながら気持ち良く散策し、掛川の歴史や自然にふれることで、優しい、ゆったりした気持ちになれるよう少しでもお役に立てたらと考え、社員全員でゴミ拾いを始めました。

とかく建設業は騒音、埃、大型車輌の通行に伴う環境問題等、周辺住民の皆様にご負担をおかけすることが多く、皆様のご理解とご協力あってこそできる仕事です。そこで全社員が参加できることということで定期的にゴミ拾いを行い、多くの市民や地域から大変喜ばれています。

社員全員でゴミ拾い

遊歩道のある堤防やお城、掛川駅周辺はもちろん、旧大東町方面にも出かけます。

平成15年12月20日に第1回を行い平成18年9月16日までに延べ19回行ってきました。

最初は2ヶ月に1回、年6回のペースでしたが、現在は業務繁忙期の冬期以外は毎月1回行っています。

社員全員でゴミ拾い

車で走ってしまえば気づかないことも、歩いてみればまた違う風景がみえてきます。建物や道路を作るだけではなく、地域の方々とのコミュニケーションを大切にしながら、そこに住む人、訪れる人にとってより良い生活環境を共に築く努力を今後も重ねていきたいと思います。