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ズームアップインタビュー
水仙まつり 下田フラワーミッションの進士朝代(しんじともよ)さん、鈴木まゆみ(すずきまゆみ)さん、相馬淑恵(そうまよしえ)さん
聞き手/江幡 文雄 県建設業協会広報部会委員
河津建設(株)常務取締役・
下田協会
自然豊かな下田を知ってほしい
江幡 「下田フラワーミッション」に応募した動機は、どんなことがきっかけで。
進士 白浜海岸に代表されるきれいな海や下田温泉など、自然豊かな下田市を私なりに、少しでも皆さんに知っていただきたいと思い応募しました。
鈴木 私は、下田海中水族館でイルカの飼育やショーの仕事をしています。そんなことから、この水族館を少しでも全国に宣伝できればと。また、下田市には豊かな自然や歴史がありますので、そういったところもいろいろな人に知っていただきたいと思って応募しました。
相馬 私の場合、幼いころに地元のテレビ局「下田放送」でミス黒船コンテストのオーディション番組をやっていて、それを見て私もいつか応募してみたいと思ったのがきっかけでした。
江幡 下田フラワーミッションの仕事の内容について教えてください。
進士朝代さん
進士朝代さん
相馬 下田市の観光や物産を下田市観光協会の皆さんと一緒に全国でPRしています。下田市内で行われるイベントでは、「黒船祭」や「あじさい祭」、「水仙まつり」、「お吉祭り」、道路愛護運動などに参加しています。フラワーミッションの任期は2年で、今年が2年目になります。
江幡 普段、みなさんは仕事をされていると思いますが、平日にもフラワーミッションの仕事が入ることもありますよね。
鈴木 はい。年間スケジュールはだいたい決まっていますが、随時フラワーミッションの仕事が入ってきます。私の場合は、応募する時に水族館からもぜひやってみないかと言われていましたので、フラワーミッションの活動には協力してもらっています。
黒船祭には米国大使も
相馬淑恵さん
相馬淑恵さん
江幡 フラワーミッションの活動の中で、それぞれ印象に残ったことについて、教えてください。
進士 黒船祭が印象に残っています。黒船祭は、黒船来航と開国を記念し、昭和9年から開催されている下田を代表するお祭りです。日米親善を最大の特色としたこのお祭りには、毎年、アメリカの大使や海軍、自衛隊の派遣艦や音楽隊などが参加し、さまざまなイベントが行われ多くのお客さんが来てくれます。また、イベントで横浜の赤レンガ倉庫に行った時、多くの地域のミスの人たちと出会うことがあり、いろいろ勉強になりました。
相馬 東京や横浜など各地のキャンペーンに行った時、いろいろな人とのふれあうことができました。その土地その土地の思い出があります。
鈴木 黒船祭は、全国各地から多くのお客さまが来てくれる時なので、それを機会に一生懸命、下田市の良さを PRしようとがんばりました。また、いろいろな人と会話ができたことがうれしかったです。
江幡 みなさん、やはり黒船祭が印象的みたいですね。
鈴木まゆみさん
鈴木まゆみさん
進士 はい。総延長約500mにも及ぶパレードは、市内の目抜き通り約2.5kmで行われ、国際色豊かな行進は、沿道を埋める大勢の観客に囲まれ華やかに町を彩ります。何回見ても感動的ですね。
江幡 つらかったことや、大変だった思い出はありますか。
鈴木 今年の7月に石井直樹市長をはじめ下田市観光協会のみなさんと、北海道富良野のフラワー都市交流会というイベントに行きました。下田市の水仙をPRするために台上に上がったのですが、500人以上という大勢のお客さんを前に緊張してしまい、暗記したはずの推薦文なのに、頭の中が真っ白になってしまったことがあります。
江幡 フラワーミッションに選ばれて、生活や環境が変わったようなことがありますか。
相馬 環境が大きく変わることはありませんね。家族や友達が見に来てくれて応援してくれて、活動を支えてくれています。
「忘れる」ことも強さの秘訣
進士朝代さん
江幡 文雄 氏
江幡 来年は、下田開港150周年を迎えます。来年に向けたPRや、新しいフラワーミッションにアドバイスや期待することがあれば教えて下さい。
鈴木 1854年にペリー率いる黒船が入港してから、来年2004年に下田市は開港150周年を迎えます。西洋文化の幕開けの舞台となった下田にふさわしい「海を越えて」をテーマに魅力あふれるイベントが開催されますので、多くのお客様に来ていただきたいです。新しいフラワーミッションには、黒船祭のパレードなどでは、大勢のお客さんが来てくれるので堂々と笑顔を忘れずにがんばってもらいたいです。
江幡 来年5月までの任期ということですが、下田市の観光PRとともに多くの思い出を作ってください。ご活躍を期待しています。

下田市開港150周年のホームページアドレス

黒船祭り
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